グレ釣りの釣れる磯・釣れない磯

Googlemapで釣れるポイント探し

Googlemapの航空写真で、ポイントを探すコトができます。
3つのポイントは、実績のある良ポイントです。
ただし、もし写真のポイントを見つけても、2と3は一般人は入れませんw
私はこの地域で、漁業権があるから入れるんですw
ちなみに当たり前ですが、本命ポイントは載せてませんw

 釣れる磯

釣れる磯の実例を紹介しましょう。
地形に共通点があるんですが、判るでしょうか?

1:潮流れのイイ遠浅と橋脚などのあるポイント

このポイントは潮が速く、橋脚周りの根に魚がついています。
また、沖(写真右)方向に遠投すると沈み根があって、よかサイズが望めます。
陸方向に波が向かうので、釣り座からみると左右に流れる感じなんですが、橋脚の間が深いので、橋脚ギリギリの根を攻めると釣果が期待できます。
遠矢などの自重のある棒ウキを使用し、仕掛け自体も重めで攻めるのがイイでしょう。

2:沖側に本流・近くに沈み根・脇に人口のワンド

このポイントは、細い方のストラクチュア先端で、沖向き(写真右下)を中心に、状況により270度ぐるりと攻めるのが最良です。
この場所の地形から見た目通り、例に漏れず石鯛の良型が望めますし、シーズンには青物も狙えるポイントです。

3:大きいワンド奥の沈み根と人口ストラクチュア

このポイントは、左にある台形のストラクチュア…H鋼を組んだだけの、高さ5mくらいの釣り座から狙います。
写真下の方は、見た目通り釣れない地形ですね。
さらに下にいくと、かなりイイ型の石鯛・黒鯛・グレが釣れたんですが、石鯛師のワイヤがスゴいコトになっていて危険なので、組合の要請により、組合員で看板屋の私が立ち入り禁止看板を作りました。
沖(写真右)から潮が当ててくるコトが多いんで、尾長の良型が狙えるポイントです。
この沖には小さい島があって、ソコでは尾長でアベレージ30cmオーバーで30枚などという数釣りもできます。
ポイント2と3は、小さい頃から遊びで潜ったりしてたんで、地形が把握できています。
サラシが5m下のすぐ後ろで出るんで、高所恐怖症でなければ楽しめるポイントです。

 ダメな磯

次はダメな磯です。

1:危険な磯

まずは↓コレ↓です。

実は大物実績のあるポイントなんですが…地形が悪いんです。
要は危ない。
ポイントを攻めるには海面3mくらいの岩に乗るんですが、道中が急激な起伏で、しかも色を見て判る通り水没するんですね。
落ちると、まず陸に上がるのに往生します。
実際、この辺りは死人も多いです。
いくら大物の実績があろうと、危険をおかす理由になりません。
実は私も、ココで2m半くらい滑落して下の岩に落ちた経験があります。
軽傷で済んだので、こんな文章を書いていられるんですがw
こういう「道中危険な場所」はダメな磯です。

2:狭い磯

この磯は狭すぎる磯です。
アイゴと木っ端グレしかいません。
ただし、イカ・タコの実績場だったりします。
黒く見えるのは海藻で通称「ニラ」が生えていて、ココにイカがつきます。
左側は堤防ですが、いくつも墨アトがあるんですね。
南側(下)は向こうにテトラがあるんですが、船道なので攻めづらい(船が来ると仕掛け回収必須)ので、あまりやらないですね。

3:沖向きテトラ

沖向きテトラです。
見た目ほど釣れるもんじゃないのが現実で、個人的には危険性から行きたくない場所ですね。
黒いテトラは非常に滑りやすく、滑落したら内部に吸い込まれ、空のお棺で葬式になります。
テトラはかなり沖目を攻めないと釣りづらいうえに、足許に根があるのと一緒で逃げ込まれやすいので、実は釣果が伸びないんですね。
ちなみに画像の場所は立ち入り禁止ですが、遠くから来た釣り人がよく入ります。
海霧が出てるのに先端まで行ったのもいました。
さすがに危険なので警察を呼びましたが。
私の場合、組合員なので注意してもイイんですが、ケンカ腰になるのが多いので、必ず110番してしまいます。
適当な名前で通報、密漁かも?と言うと警察が処理してくれますんで。
落ちられたら捜索に駆り出されるんで…いや、釣り人の命第一ですねw
コレも人助けなんですw