UV-K5(8)無線機を買ってMacで改造してみた

中華無線機です

ネットを見ていて、ファームの書き換えができる無線機ということで買ってみました。
お値段驚愕の2000円チョイ!
AliExpressです。

買ったもの

買ったのは

・本体
・アンテナ
・USBシリアルケーブル(USB-イヤホンマイク)

です。
アンテナは標準付属品のものがイマイチという評判だったので、長めのものを。
アンテナはSMAなのですが、本体がSMAオスなので注意が必要です。

電波は出せません

ネットでの評判を見ると、高調波が酷く出ているということで認証を受けることは難しいようです。
ということで受信専用にしましょう。

まずは受信専用に改造する

まずは無線機とMacをシリアルケーブルで接続します。
結構シブいので思い切り奥まで突っ込みましょう。
そして
https://whosmatt.github.io/uvmod/
にChromeでアクセスします。
色々な設定項目が並んでいますね。
設定したい項目にチェックを入れて設定していくのですが、

Disable TX completely

に必ずチェックを入れて送信不可能にしましょう。
あとはFMラジオのバンドなどを選択し、

PatchFirmware

をクリックしてパッチを生成し、確実にケーブルが接続されていることを確認してPTTを押しながら電源を入れ、画面真っ暗でLEDが白く点灯しているのを確認して

FlashDirectly

をクリックします。
十数秒でファームの更新が終了します。
更新されたら一度電源を落とし、RTTとF1を押しながら電源を入れて隠しメニューを出し、Reset→Allでリセットします。
ちなみにシリルケーブルですが、Sonomaだと標準ドライバで使えます。

使ってみる

あとは普通の広帯域受信機です。
適当なチャネルを探して受信してみましょう。
ファーム書き換え時にスペアナ使用を選択していると、スペアナが使えます。
これ、地味に便利です。
F→0でFMラジオの受信ができます。
試しに何局か受信してみましたが、普通に使えます。
広帯域受信で盗聴波を探してみたら、ひとつ受信してしまいました(汗
たぶん隣の家かなぁ…

総評

TXをDisableしてしまえば普通の広帯域受信機です。
遊び倒すのに十分な性能を持っています。
使い倒してみてください。
くれぐれも送信しないように注意です。
かなり広帯域で送信できるみたいですので。