ロシア語のRPN(逆ポーランド記法)電卓を使ってみる

 RPN電卓が好き!

欲しかったロシア語の電卓を手に入れました。
しかも、私がイチバン使いやすいRPN(逆ポーランド記法)です。
製造年は93年12月ですから民主化後、生産工場はウクライナですので、厳密にはロシア製というワケではなく、恐らくはソ連時代にウクライナにあった工場が生産を続けたモノではないかと思われます。

Электроника MK-61 の外観

箱入り・付属品全部アリです。
付属品類を撮るのが面倒だったんで、外箱だけw

見事にキリル文字が踊っています。
ほとんど読めません。
唯一読めたのがエレクトロニカ MK61だけw

さて、本体はというと

という感じ。
蛍光表示管が泣かせますw
開封したときは、まだ画面保護のテープが貼ってある新品でした。
コレがまた糊が強烈で、パーツクリーナをシルボン紙に染み込ませて落としました。
キーボードですが、キリル文字とアルファベットが入り交じっています。
左上のスライドスウィッチが電源、右上のスライドスウィッチがdeg切り替えスウィッチとなります。
RPNなんでEnterキーがあるハズ…ですが、B↑というのがソレですね。
赤いCXキーがAllClearとなります。

使ってみる

まず、単三電池3本を入れて、電源を入れます。
あとは普通に計算するだけです。
(10+10)+20*20

の計算をしてみましょう。
10 B↑ 10 + 20 B↑ 20 * +

と打つと、
420

と返ってきます。
あくまで普通のRPN関数電卓です。
関数ですが、ロシア語が読めないので使えませんwww
単に四則演算ができるダケで充分ですw

キーの感触ですが、正直「ペシャペシャ」した感じです。
でもやっぱり蛍光表示管の見やすさはイイですね。
ナリはデカくなりますが、液晶よりも視認性は抜群にイイです。
あとは、私がロシア語を勉強すれば全て解決ですwww

看板の師匠に見せびらかしたw

看板の師匠はロシアマニアなので、見せびらかしてみましたwww
相当に見入っていたのでプレゼントしようかと思ったんですが、師匠がRPNを使えない & 私の電卓がなくなるので、見るだけでガマンしてもらいましたw
実は私もロシアモノが好きなんですw
そうじゃないと、ポケットにも入らない、こんな「けったいな」電卓など買いませんww

買ってみて

いや、コレは今まで買った電卓の、どの機種よりもイイですね。
最近はiPhoneにRPN電卓エミュレータをぎょうさん入れてマスが、ソレよりもイイです。
最近はずっとiPhoneばかり使ってるんですが、他にハードウェア計算環境はZ-1GR(メモリ256KB改造)とTi-92だけで、電卓らしい電卓を買ったのは、今回のロシア製RPN電卓が久しぶりのモノとなりマス。
また、マニュアルと一緒に回路図もついているんで、ロシア語の問題さえクリアできれば修理もできるかも…なんてw

今回のお買い物は大満足でしたw